平成27年5月30日(土)に開催された、別海町植樹祭に参加してきました。
「大気と森と川と海はひとつ」をスローガンに、魚をはぐくむ森づくり事業・おさかな殖やす植樹運動として植樹祭は開催されています。
西春別から尾岱沼まで別海町の各地から幅広い年代の参加者が約150人も集い、茨散沼林道を国道から300mほど入ったところの0.43haに、アカエゾマツを1,100本植樹しました。
今回の植樹を行う場所は笹が多く、根をしっかりと切ることが出来るスコップでないと土を掘り起こせないので、森林組合でスコップ砥ぎを行ってくれました。これが行列が出来るほどの大繁盛で、みんなピカピカの刃が付いた剣先スコップを持って、さぁ、植樹の開始です!
と、その前に植樹のやり方についてレクチャーがありました。講師は根室振興局のベテラン職員&別海町の若手職員のコンビ。息のあった独特の間で進められるレクチャーが妙に微笑ましく、時に爆笑を誘う場面も。なんと今年で3年目になる組み合わせだそうで、ある意味植樹祭の名物になっています(笑)
開始の号令で参加者は思い思いに散らばりスコップで土を掘り始めます。
植樹は、最初に掘り起こす外周にそってスコップを刺し入れ、表土(主に笹の茎など)を切込みを入れながら剥ぎ取り、植樹するアカエゾマツの根が植わる程度の穴を掘ります。木の枝などの余計なものは取り除き、苗を穴に入れたら隙間ができないように踏み固めながら土を入れていきます。隙間が出来るとそこから乾燥して木が弱くなるらしいので入念に踏み固めます。
これが結構な作業で、1ヶ所植樹すると汗が滲んできます。それでもみんなで協力し合いながら作業を進めると、小一時間で1,100本全ての植樹を終えることができました。最後に記念の白柱を立て、全員で記念撮影をして植樹祭を無事に終えることができました。
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